乾隆帝にイラつく如懿伝 。

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中国歴史ドラマにハマって色々見ていますが、主演の周迅(ジョウ・シュン)が苦手な上話数が長いので、これまで見るのを躊躇っていた如懿伝。

ストーリーは乾隆帝の時代。宮廷女官若曦の四阿哥が雍正帝となり、その息子が乾隆帝ですね。

 

このドラマは、まだ皇子の頃の乾隆帝が当時の雍正帝の皇后の姪である継皇后ナラ氏(如懿)が恋慕い合う様子から始まります。

若かりし頃の乾隆帝は純粋で女遊びを知らないからでしょうか、ドラマの始まりは乾隆帝の純粋な恋心が描かれており、だからこそ、この後に続いていく長い長い話を見ていく程にこの乾隆帝にイライラして、猛烈に腹が立つのです。

「あの頃の想いは何処へ?」と...

 

皇帝であるこの時代の男に、一人の女で満足しと、という方が無理なのかもしれないが、最初から歴史を歪曲している話ならば、ドカッと変えてもっと見ていて気持ち良いものにして欲しかった。

私の思考が潔癖なのかもしれないけれど、あんなに純粋に好き好きアピールして後宮に入れておいて、ずっと夫婦でいようと言って皇后に立てて、それならば純粋な夫を最初から最後まで演じさせろ、と。W(`0`)W

このドラマ、私が題をつけるなら「不埒な皇帝の浮気日記」とでもしようか。

 

ちなみに、忠実ではナラ氏が廃后された後令妃が皇貴妃(皇貴妃は皇后の一歩手前のような立ち位置。通常皇后がいる場合にはこの位は使われない)になっている。

なのでドラマでも、後半にいくにつれて令妃とのバトルが進んでいきます。

 

よく引き合いに出される瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜の魏瓔珞がこの令妃と同じモデルです。

どちらも、女官からスタート→寵妃 という形ですが、こちらの魏瓔珞がいい子なのに比べてこのドラマの令妃は嫌な女でまた見ていてとウザイ。


魏瓔の方が全体の流れとしては忠実通りに進んでいるので、見ていて違和感がなく、ストーリーにも無理がありません。

如懿伝の方は、如懿以外の人物がほとんどバカ、または悪者。とにかく、見ていてウザい人物が多すぎる!しつこいようてすが、とにかく乾隆帝が酷い。

とにかくずっと酷いけれど、見ていられないのは特に後半、寒氏が出てきた頃。乾隆帝に恨みがあり妃になる興味もない寒妃に執拗に執着する乾隆帝は国事にも手がつかない。

その事について息子が意見すると、なんとその息子を怒鳴り、蹴り上げるという始末!

その後その息子の母と息子は続けて死んでしまうのですが、それでも乾隆帝は諦めません。

そして如懿に言ったのが

「私たちは幼い頃から理解しあっている。だけど、どうしても寒氏が欲しいんだ!」

というような事。この期に及んで、まだ如懿への昔の恋心を覚えていたのか!その上で、本人に違う女が欲しいんだと言っている!

 

とにかく腹の立つ男です。

 

私は暇人なので、ドラマは話数が多いと嬉しいのですが、このドラマがストーリー展開も遅いので見ていてとにかくイラつきます。

 

ストーリーが忠実と違うので、エンディングが気になり見続けましたが後半は見流す程度でした。

 

私のように浮気男に対してイラッとくる方は、きっと見るとイライラするドラマでしょう。

 

 

このドラマを見てどれだけこの乾隆帝にイライラしたか書きたいがために、ブログを開設してしまいました。そのくらい、イライラしたのです(-_-)

あぁ、わかって欲しい!